2024年１月22日に文春オンラインが、ユーチューバーのトップであるヒカキンさんの「二股疑惑」を報じました。いわゆる文春砲です。
同日に自身のユーチューブチャンネルで説明動画を出し、文春編集部を通してお相手のA子さんに謝罪のコメントも出されています。
ヒカキンさんの対応力と、2023年12月28日に文春砲を受けた松本人志さんの対応力に差があると世間では話題になっています。
この記事では、ヒカキンさんと松本人志さんの文春砲に対する対応力の違いについてまとめてみました。
ヒカキンさんの文春砲対応は、松本さんとどう違うのか
ヒカキンさんの「二股疑惑」と松本人志さんの「後輩芸人を使っての素人女性との部屋飲み」は、内容や状況も違います。
そのうえで、あえてお二人の報道後の対応についての違いを整理していきます
すぐに自分の言葉で説明した
ヒカキンさんは、記事か公表された日の深夜に自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「HikakinTV」で約3分の説明動画を出しました。
自身のチャンネル(媒体)を持っているとはいえ驚くべく早さです。しかも自分の言葉でしっかりと語られています。
ＨＩＫＡＫＩＮは同日、公開した３分間弱の動画で深々と頭を下げ「当時お付き合いしていた女性との間に起こってしまったすれ違いやトラブル」だと説明。改めて女性に対して謝罪し頭を下げ、付き合い始めた２０１５年ごろ、多忙だった自身を支え続けてくれたとして「今でもＡ子さんにはとても感謝している」と礼を述べた。
引用:中日スポーツ
一方松本さんは、報道後に自分自身で説明されてはおりません。ツイッター(X)での短いコメントと所属する吉本興業が公式ホームページでコメントを出しただけです。
画像引用:松本人志さんのX
画像引用:松本人志さんのX
立川志らくさんをはじめ、いろいろな有名人が、「まっちゃん自身の言葉での説明を聞きたい」と言っています。
例えば、松本人志さんのことを本当に心配して、自身のYouTubeチャンネルで、「叩かれるかもしれないけれど、記者会見をやって自分言葉で説明されたほうが松本さんにとっていいと思います」と
最大限の思いやりをもって語られていました。
画像引用:志らく落語チャンネル
ヒカキンさんと松本人志さんの対応の最大の違いは、この自分の言葉で説明する、ということだと思います。
一部は事実と認め謝罪し、事実と違う点をしっかりと説明した
ヒカキンさんは、文春の報道について「書かれていることに事実はあります」と説明し、「A子さんとお付き合いをしていた」ことをしっかりと認めています。
そのうえで、A子さんとの交際期間と奥様との交際期間が重なっていないこと、いわゆる二股疑惑についてははっきりと違うと否定されました。
松本さんの場合も、文春で報道されていることには事実と事実でないことがあると思われます。
なので、「ここは違うよ」という説明を皆は聞きたいんだと思います
自分の非を認め、発信に誠実さを感じる
ヒカキンさんは、「非は自分にある」「A子さんに不快な思いをさせてしまい申し訳ございません」と言い訳をせずに潔く謝っています。
謝罪の動画では、ひとつひとつの言葉とともに深いお辞儀をされ、気持ちを表現しています。これによりヒカキンさんの謝罪動画には、誠実さを感じます。
一方松本人志さんは、Xでの短いコメントや、ラインのお礼画像をのせて、「自分には非がない」と言っているともとれる発信をされています。
意図したものではないかもしれませんが、結果として誠実さが感じられない発信になっていると言えます。
お相手の女性や文春に対する配慮を忘れない
ヒカキンさんは、自身が苦しい立場にありながら、A子さんや文春、ファンや仕事関係者への気遣いを表しています。
さらにA子さんには、自分が大変だった時期を支えてくれたと感謝の気持ちまでおっしゃられています。
また、自身の落ち度を強調し「Ａ子さんや週刊誌への誹謗（ひぼう）中傷はお控えいただきたい」とも願い出て、ファンや仕事関係者などに対して謝罪し、また一礼。さらに「約４年間、Ａ子さんとはお会いしておりません」「先日結婚を発表した妻とは交際期間はかぶっていない」と”二股疑惑”を否定した。最後にまた深々と礼をした。
引用:中日スポーツ
家族(配偶者)へのケアもしっかりとしている
さらにヒカキンさんは、動画の中で結婚されたばかりの奥様に対し、事情を説明し心配をかけたことを謝ったと説明されています。
この文春の報道を身にした人は、「奥さんは結婚したばかりでつらいだろうな」と思った人は多いと思います。